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足場組立の作業責任者等、重要なポイントを押さえて信頼性を確認しよう


 

 

注文住宅を依頼したときや外壁塗装、

屋根塗装などのリフォームをするときなどには足場の設置をすることがよくあります。

足場組立の施工についての正しい理解を持っていると、

住宅業者やリフォーム業者などの信頼性を見抜くことができると知っているでしょうか。

この記事では足場組立等作業主任者の必要性も含めて、

足場工事の信頼性の高さを見極めるための基本的なポイントを紹介します。

 



・足場組立の信頼性を見極めるポイント

足場組立の内容が信頼できるかを判断するためには作業が適正な形で行われる計画になっているかを見るのが

最も単純で効果的です。

まず必須事項としてチェックする必要があるのが、足場組立等作業主任者が選定されているかどうかです。

足場組立は危険を伴う作業なので、現場を全体管理する作業責任者を置くことが義務付けられています。

足場組立についての作業概要を見たときに

技能講習を受けて資格を持っている作業責任者が置かれているかを確認しましょう。

もし作業責任者がいないなら予定を問い合わせてみるのが大切です。

設置する予定なく施工しようとしているのなら違反なので、足場組立の信頼性も低くなります。

 


・足場組立にかかる時間と費用

足場組立の信頼性を確認する上では時間や費用について見てみるのも大切です。

住宅建築でもリフォームでも見積もりを取った時点で足場組立の時間や費用は明確になります。

施工に必要とされる足場の規模によって違いはありますが、

一般的な一戸建て住宅の建築やリフォームなら1日作業になります。

朝から現場に資材を運び込みつつ足場の組み立てを進めていき、夕方には終わるというくらいが普通です。

もし半日以内で終わるようなスケジュールが組まれているなら信頼性が低いと考えた方が良いかもしれません。

費用についても足場無料としているケースが時々ありますが、

足場組立にかかる費用は一般的に10万円程度から20万円程度です。

別のところで費用負担を強いられている可能性があるので気を付けましょう。

足場について一切見積もりで触れていないときには、後になってから足場費用を請求されることもあります。

 

・足場組立の基本手順

足場組立の基本手順を守って施工しているかどうかは現場を見てみないとわかりません。

ただ、誤ったやり方をしていると危険があり、施工中にトラブルが発生するリスクがあるので注意しましょう。

手順としてはベースを組み立てた後、建物の建枠との間に筋交いをします。

この後は足場の種類によって違いがありますが、足場板や布板を取り付けていくのが基本です。

これをだんだんと積み上げていくことで高所でも作業可能な足場を作り上げます。

そして、安全のための手すりや異動のための階段の設置を必要に応じて行い、

全体の安全点検をしたら足場組立は完了です。

このような手順を無視して組み立てると不安定な足場になって危険です。

作業工程の一部始終を作業責任者が見ているので、

どのような様子だったかを聞いてみると信頼性のある足場が組み上がったかどうかがわかるでしょう。

自分で全工程を見ると丸一日かかってしまうので、責任者を信用して様子を聞くのが賢い方法です。

 


・まとめ

足場組立の信頼性をチェックするのは注文住宅を建てるときやリフォームをするときなどには重要なポイントです。

依頼先の業者が信頼できるかどうかを見極める上でも役に立ちますが、

施工を安全に行える環境を整えているかどうかも判断できます。

作業責任者を置いて手順を守って作業を進めている足場業者が対応していれば安心です。

見積もりを取る時点から足場組立の内容を詳しく見て不安点がないかを確認しましょう。

 

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